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なぜ、ラッパーは”自分”が大好きなのか?

明日は関東に雪が降るらしいですね。

暖房の前から離れられない...

 

さて、本題。

「なぜ、ラッパーは"自分"が大好きなのか?」

ということをテーマにします。

 

その前に、どのくらい自分が好きなのかが

分かるバースをピックアップしてみました。

 

だって、宇宙で俺は俺だけだしな

-「AREA AREA」OZROSAURUS

 

俺の名前はB-BOY 神の申し子

-「B-BOYイズム」RHYMESTER

 

これが俺たちのやり方 ついてこい腕は確かだ

-「Do The GARIYA Thing」ラッパ我リヤ

 

誰が誰? 我は我 我が道行くGAMEの賭け

こんなご時世だけどオレはオレ

-「Chain Reaction」MURO

 

俺がNo.1ヒップホップドリーム

不可能を可能にした日本人

-「Street Dreams」ZEEBRA

 

本当はもっといっぱいあるけど、

書くの大変だからやーめた!笑

 

なんで、こんなに自分に自信あるのか?

なんで、こんなに自分が大好きなのか?

 

それは、

「自分の才能だけで戦ってるから」

だと思います。

 

僕もラッパーとして活動していた時には

ペンと紙さえあれば曲を書けるし

我が身一つでフリースタイルできるし

自分が頑張ればどうにでもなる

と感じていました。

 

どんなに頑張っても才能が無い先輩は

いつまで経っても客を沸かせないし

逆に言えば才能ある後輩なら

短期間でファンを増やして

どんどんアガる曲を出していく。

 

客をアガらせるのに上下関係は必要なく

才能と努力だけでいくらでも成り上がれる。

 

そんな中で身一つで戦い続けられることは

自分の才能があり、結果を出し続けている

ということです。

 

そんな人たちが

自分を好きにならないわけがない。

 

ちょっと考えてみてください。

 

自分の口から出た言葉が

客を沸かし、時には泣いてもくれる

その力が自分にあると気づいたら...

 

自分のことを好きにならないわけがない!

「俺ってすげーんじゃね?」

という気持ちが湧いてきます。

 

自分に自信がついてきて

その自信でさらに創作意欲が高まり

より良い作品を叩き出していく

 

良いスパイラルが生まれるんですね。

 

この学歴社会の日本で

学歴が大きなハンデにならずに戦える

土俵で勝ち続けているラッパー達

 

ありのままの自分で戦い続け

受け入れられてきたからこそ

自分は自分でいい。と強く思うわけですね。

 

でも、これって誰でもマネできますよね。

ブログでも音楽でも何でもいいですが、

自分の作品をどんどん発表してみる。

 

それが低評価付けられるかもしれないですが

いつかきっと高評価してくれる人もいます。

その出会いがあなたの自信になり

自分を受け入れるキッカケになるかも。

 

自分に自信無い人は

根拠の無い不安に押し潰されているだけ

かもしれませんよ。

 

もっと自分を出してみませんか?

あなたの言葉を待ってる人が

どこかにいるかも知れませんよ?

 

だって、宇宙で貴方貴方だけですから。

またまた脱線気味になりましたが、

皆さんも自分自身を好きになりましょ。

ダイヤの原石たちよ

お久しぶりです。

読書の秋ということで、小説を読み漁ってる日々です。

 

さて、本題。

今日はこのCMのワンシーンから

まずは、こちらをご覧ください。

youtu.be

 

ここに出てくるヒップホップが好きな少年。

自身もラッパーを目指してフリースタイルを練習しています。

 

「何も無えこの街 1人RAPIN'」

「この街の奴らはFLOWが無えな 一言言わせろよ クッソタレ」

 

この少年にめちゃくちゃ自分を重ね合わせました。

 

自分も中学生時代からヒップホップで音楽活動してましたが

周りにヒップホップ好きな人なんてほとんどいなくて

ましてやラッパー目指している人なんて誰もいなくて

ずっと1人でノートにリリックを書き溜めて

インストに合わせてラップを乗せてみて

ネットにアップして全国の仲間と切磋琢磨して

そんなことをやって地下活動がメインでした。

 

あの頃は、さんピン世代が少し落ち着き

KREVAnobody knows+などの台頭があり

音楽ジャンルにJapanese HIP HOPが徐々に広まってきた時代でした。

 

また、ネットの普及も相まって

少しずつ自分のように年齢層の低い人達も

ラッパーとして活動できるようになっていました。

 

高校生が武道館でフリースタイルバトルをするような

昨今のヒップホップの認知度の高さなんて想像もつきませんでした。 

 

www.bs-sptv.com

 

自分が中学生の当時はヒップホップのイメージも良くなく

周りのヒップホップに対しての偏見も酷かったものです。

 

なので、自分はこのCMの少年のように周りの環境に対して

批判的なリリックを書き溜めたり吐き出したりしていました。

 

育ちは磯子 横浜の南 

周りはカスだし未来もしない期待 

煤けた空の工業地帯 

ライバルなんてここにいない

抜け出すために掴んだマイク 

俺を救うBeats&Rhyme

寂れた通りを今日もRollin' 

相棒はマイセンと缶コーヒー

めちゃくちゃダサいっすね。

これ自分が12歳の頃に書いたリリックの一部です。

ま、当時の自分はこう思っていたんですね。

地元を離れた今では地元が大好きですけど。

 

ラッパーのほぼ全員がそうだと思うんですけど、

みんな地元LOVEが強すぎるんですよね。

 

どんなに嫌いだった地元でも

結局はそこが自分を育て上げたわけで

そこに対しての感謝や愛は大きいと思います。

 

だから、

このCMの少年は大人になっても必ず地元を好きになります。

 

地元に対して周りに対してリリックを書けるということは

それだけ地元を周りをきちんと観察しているということですし

そこに自分の感情を織り交ぜてリリックを書いていますからね。

いつか地元を離れたときに地元の良さを感じると思います。

 

他の音楽ジャンルよりもヒップホップは

地元をテーマにする曲が多いのは特筆すべき点です。

ヒップホップ=土着文化

これを以前から提唱させていただいておりますが、

まさにこの一言に尽きます。

 

いろいろと脱線してまとまりなくなってきたので

とりあえず、無理やりまとめます!

 

このCMの少年のように

全国で頑張っているヘッズたちを応援しています。

Straight outta somewhere

 

いやー、青い。

プレゼントしたい本?オススメな本!

今週のお題「プレゼントしたい本」

 

はい、今回は今週のお題に沿った投稿!

 

皆さんは“いじめ”って知ってますか?

たぶん、みんな「当たり前でしょ(笑)」って思いましたよね。

 

でも、それってよく考えてみたら悲しくないですか?

“いじめ”っていうのは当たり前にあっていいものですか?

違いますよね。

 

“いじめ”が存在しているっていうことは、

“いじめられている存在”も生まれているということです。

 

皆さんは

いじめられた経験がありますか?

いじめられている誰かを見たことがありますか?

 

いじめられた側の気持ちを考えたことがありますか?

さて、そんな皆さんに紹介したいのがこの一冊

いじめのきもち (単行本図書)

いじめのきもち (単行本図書)

 

 

僕自身がこの本と出会ったのは

2014年に森美術館で行われていた

「ゴービトゥイーンズ展 子どもを通して見る世界」の中の

子どもたちに関連する書籍を集めたコーナーでした

 

ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界 | 森美術館

 

この本を読んだ時にすぐに買うことを決めました。

元々、僕は子ども達の感性に頭が上がりません。

 

とてつもない想像力で真っ白なキャンバスを染める

彼らの感性にはどんな大人も勝てない気がします。

 

そんな彼らがいじめられた時、

彼らは何を感じるのでしょうか?

 

彼らがいじめられた時、

彼らは何を感じたのでしょうか?

 

大人よりも遥かに少ない語彙量と

大人よりも遥かに優れた感性で

いじめられた時の気持ちを綴っています

大人でもハッとさせられるものがあります

 

「読み返さなくてもこの本は大切に保管しよう。」

そう思ってこの本を買いました。

 

一つ一つの作品をゆっくり読んでください。

流して読むと重みが半減します。

この本はゆっくりと反芻してください。

 

是非!

日本語ラップから生まれた名言!

はい!

 

ということで、今回は個人的に気に入っているパンチラインやリリックをどんどん紹介していきたいと思います。色々と多すぎて書ききれないんですが、頑張って沢山の言葉を紹介していきたいと思います。

 

曲のURLとかも貼りきれないと思いますので、とりあえず最後にまとめて貼りまくりますね。

 

早速どんどん行きますよー!

 

  • 「自分」が嫌いになりそうな時に!

 

俺なりの言葉しか

ホンモノは認めねえだろ

だって 宇宙で俺は俺だけだしな

-OZROSAURUS「AREA AREA」

宇宙で自分は自分だけ。深い。 

 

自分が自分である事を誇る

そういう奴が最後に残る

-K DUB SHINEラストエンペラー

自分というものを大切にするのが一番なんですね。

 

心ブレそうな時も

何かに染まりそうでも

俺クソったれだけど

変わらずここにいるよ

 

似たものだらけのこの世の中で

俺を殺すのは無理

-十影「アシダマナダヨ」

他人に何を言われようが自分は自分!

気にしすぎないことが大切!

“ブレない”と“進化しない”は違いますね。

ブレずに進化し続ける大切さ。

こうなりたいものです。

 

  • 力強く前へ進みたい時へ

 

成さねば成らぬ

だから成せば成る

-ZEEBRA「Street Dreams」

初めから諦めないで突っ走れ!

 

前進 毎日 無い道

前進 毎日 無い道

-OZROSAURUS「AREA AREA」

毎日道無き道を開拓し続けたMACCHOを尊敬します。

 

やれねえ事 最初から無えよ

確かにこの世は迷路

-般若「やってやる」

何事も全力でチャレンジ!

 

送ってくよこれからの日々

送ってくよこれからの道

コッチ来てみ 心配すんなよ

オレはココに

-般若「心配すんな」

飾らない言葉がいいですね。

みなさんにも心の拠り所と言いますか疲れ切った時に帰れる場所があると思います。だからこそ、安心して飛び込んで行っていいと思うんです。

 

  • ちょっと考えてみて!

 

こちらから見ればサイテーな人

だがあんなんでも誰かの大切な人

-RHYMESTER「POP LIFE」

「ならいいじゃん」と思える不思議。

心に留めておきたいですね。

 

金ありゃ揃う何でもあんぜ

その反面俺らなってねぇ?酸欠

それもそうなんだけど知恵も足んねぇ

だから今日も出口が解かんねぇ

-NORIKIYO「耳を澄ませば」

恵まれているのに恵まれていない。

パンチが効いています。

 

誰かのためにしてやれない

でも自分だけのためにも行きられない

-OZROSAURUS「異次元ポケット」

 人間の本音が滲み出てる気がします。

  

綺麗なものがすげえ

何故か素で汚く見える

逆らう自分次第に消え  

まとわりついた無駄な知恵

-般若「世界はお前が大っ嫌い」

これ聴いた瞬間にハッとなりました。

 

未来を語り明日を考えず

絶えず高く飛ぶがために焦る

-鬼「精神病質」

地に足つけて考えるのも大事!

 

成功した男らの影にも

必ずいるヤマトナデシコ

-K DUB SHINE「マキシマムリスペクト」

全ての女性にBIG UP!

マキシマムリスペクト!

 

  • 混じりっけのない愛情表現

 

君の代わりは君だけだし

-鬼「言葉にできない」

うん。その通り!

あなたの代わりはいないんです!

好きな人の代わりなんていないです!

  

口には出さずしゃべる言葉

解りあえる関係は大人

-LIBRO「対話」

ああ、こういう関係って素敵ですね。

 

過去のキズも今のオマエの素

愛してやる そんな思い出ごと

-DS455「INTO YOU」

こんなセリフを言いたいですね。

過去を受け入れ、未来を見つめ、今を歩く。

そんな人になりたいです。 

 

「友情編」とか入れるの忘れた〜!

でも、とりあえず第一弾はこんな感じで!

純度100%の本気の言葉達でした!

お気に入りのフレーズはありましたか?

 

みなさんも自分の好きなアーティストのお気に入りのフレーズがあれば、どんどん教えてください!

 

待ってまーす!

 

読んでくれてありがとうございました!

ちょっとオシャレにJapaneseHIPHOPを

はい!

映画ネタ書いてたので、久しぶりに日本のヒップホップネタを書きたいと思います。

 

今回のテーマは、「J-POPリスナーのプレイリストに入っていても違和感無く聞けるはず!な日本のヒップホップの曲」を少しだけ紹介していきたいと思います。

 

DJみそしるとMCごはん、ぼくのりりっくのぼうよみ、などなど新たなステージへとヒップホップを導いている若手層、昔からのスタイルを貫き通すベテラン勢、MCバトルやフリースタイルを中心に台頭してきた中堅から若手の実力派、群雄割拠するこの戦国時代ですが、今回は比較的ヒップホップを聞かないような層も聞いても良いと思えるようなヒップホップやラッパーの曲を紹介していきたいと思います。

 

  • ぼくのりりっくのぼうよみ「Newspeak」

神奈川県横浜市出身の1998年生まれの18歳。若い...。

しかし、その年齢とは思えない音楽センスが輝いています!

AK-69やKREVAなどは、HOOK(サビ)ではラップではなく歌唱力を活かしてヴォーカリストとしても才能を発揮していましたが、ぼくのりりっくのぼうよみはラップもトラックに合わせている近年増えてきたラップスタイル且つヴォーカルもできるという逸材、今までのヒップホップのようにトラックとラップがお互いの個をバチバチぶつけ合って作られていく曲も良いですが、このような曲もトラックとラップが融合されて一つの作品として心地良く聞けます。

 

youtu.be

  

 

tofubeatsが大学在学中に友達とカラオケボックスで作ったという一曲。これまで様々なアーティストにカバーやREMIXされてきました。水谷せいらを迎えてのREMIXは人気があり、今までも多くのライブでファンを沸かせてきました。REMIXも良い作品もあるので是非とも色々と聞いてみてください。 

youtu.be

 

youtu.be

 

 

KREVAのソロデビュー曲!

ここから始まったKREVAの快進撃、KICK THE CAN CREW時代のリスナーのみならず徐々にファンを増やし続けていったKREVAはファーストアルバムからPOPで明るいイメージの曲が多く、それが今日のKREVA王国を築いたとも言えますね。「イッサイガッサイ」や「くればいいのに...feat.草野マサムネfromスピッツ」などなど、時間があればそちらも是非チェックしてください!

youtu.be

 

 

RHYMESTERMummy-DSUPER BUTTER DOGの元ギタリストの竹内明康のユニット。MUROとDABOを迎え入れた「廻し蹴り」(この曲はBig Daddy Kaneの「Set It Off」も聴いてみてください!)、Mummy-Dの遊び心満載の「ワルダクミ」、KREVAと組んだ「ファンキーグラマラスPart1&2」、様々な可能性を見出してくれたマボロシですが、「記念日」は付き合っている男女の仲を描いた作品、こんな記念日を過ごせるようになりたいものですね。

 

youtu.be

 

ココロオドル」や「Hero’s Come Back」などアッパーで盛り上がる曲も多いnobody knows+ですが、このようにバラード調でしっとりとした曲もあるんです。ウルトラマンのエンディングに起用されたのでMVでは面白いストーリーになっています。

youtu.be

 

  • DJ PMX「My Beauty Queen

DJ PMXほどオシャレで聞きやすいトラックを作れる人は未だに日本にいないのではないだろうか...と思わせるほどに完成度の高いトラックを数多く作ってきた未だに現役の業界のトップランカー。この曲もラップ部分はイマイチというか日本のウェッサイシーンはこんなものかと思ってしまいます。しかし、HOOKはJAY’EDで固めておりR&Bの雰囲気も十分に漂わせているのが救いでしょうか。

youtu.be

 

こちらもDJ PMXの曲です。

RamのHOOKが爽やかで素敵です。

gyao.yahoo.co.jp

 

  • S.L.A.C.K.「Hot Cake」

 

PSGの脱力感といいますか肩の力を抜いてもいいんだよというようなものをしっかりと残している一曲。ゆっくりしたいときに聞きたい一曲。

 

youtu.be

 

 

  • EVIS BEATS「ゆれる feat.田我流」

 

このブログでも何回か取り上げた一曲。

説明不要ですね。ただただ聞いてください。

youtu.be

 

”いい時間”を過ごしたいあなたへ

youtu.be

 

  • 般若「心配すんな」

 

般若といえば、Disや攻撃的な曲も多いですが、この曲や「世界が終わるその前に」では、真っ直ぐに突き刺さるリリックを書いています。この曲も大ファンである長渕剛の「心配しないで」をサンプリングした一曲で、原曲は彼女へ綴ったしっとりとしたバラードでしたが般若は友人へ綴ったリリックで原曲のイメージと乖離しすぎない程度に完成させています。長渕剛へのリスペクトが滲み出ています。

youtu.be

 

 

  • NORIKIYO「夜に口笛 feat.鋼田テフロン」

 

夜に流したい一曲。B.Lのトラックの安定さに脱帽です。

youtu.be

 

 

ということで、ほんの一部ですが以上になります。

皆さんにとってお気に入りの一曲は見つかりましたか?どんどんリンクから飛んでみて新しい曲を探してみてくださいね。食わず嫌いはよくないですからね。

 

『風立ちぬ』で何故泣けたのか?

今週のお題「映画の夏」

 

ということで、どうしても自分で紹介したい映画があったので今回は立て続けに映画ネタを投稿しました。

 

今回取り上げる作品は『風立ちぬ

 

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※ネタバレ有


この映画は人生で初めて映画館で泣きました。
宮崎駿の有終の美を飾るのには相応しい作品でした。

ああ、この映画で引退で良かったな~と感じています。


なんで泣くことができたのかというと、純粋すぎる主人公への「共感」と「憧れ」で泣いたんだと思います。

 

①自分の好きなことはとことん追求する姿勢

②悩んだ時に背中を押してくれる存在

③それを一番近くで支えてくれる良き理解者であり最愛の人

④しかし、《最愛の人<自分のやりたいこと》

 

つまり、二郎の飛行機への情熱、夢に出てくるカプローニの言葉、ジブリ史上最も美しい女性の菜穂子さん(当社調べ)、これらに対する「共感」と「憧れ」の結果が涙として出てきたのだと思いました。

 

皆さんも自分の周りでこの映画を観た人の感想を聞いたことはあると思いますが、この映画を観た人の感想は「めちゃくちゃ感動した。」という人と「よく分からなかった。」という意見にキッパリと分かれている気がします。

 

もちろん僕は前者。

そして、前者の人へ一言。

 

この映画の主人公に共感するなら今すぐ生まれ変われ!

 

僕は当時お付き合いしていた人とこの映画を観に行きましたが、菜穂子さんの健気な姿勢がスクリーンいっぱいに映し出されると彼女と手を取り合って大号泣しました。自分勝手な二郎と自分、献身的な菜穂子と彼女、見事にお互いのことまでも共感しました、そして泣きました。まるで、自分をスクリーン越しに客観的に見ている気分でした。

 

そして、彼女は菜穂子さんの献身的な姿勢に自分を重ねたらしいです。うん、本当にそうだと思う。今思えば二郎以上に自分勝手でした。

 

そう、この映画は「最愛の人すらも振り回すくらい自分勝手な人間」しか共感できない映画なんです。宮崎駿が“自分が手がけた映画で唯一泣いた”と言っていましたが、そういうことですね(笑)

 

先ほど挙げた4つに「共感or憧れ」あるなら要注意!

ちょっとは自分を変えたほうがいいかも(笑)

 

①自分の好きなことはとことん追求する姿勢

主人公の二郎は、夢で会ったカプロー二に背中を押されて飛行機を設計することを志す。そして、二郎が失敗したり行き詰まったりするたびにカプローニが夢に出てきては背中を押す。そう、しかし全部が夢の中の出来事。夢の中なので、自分にとって都合良い夢を見ることもできるんですよね。失敗続きだった時に避暑地で菜穂子さんと出会い猛アプローチをして婚約、したにも関わらず飛行機の設計で忙しい時には、結核を患っている菜穂子さんに対して素っ気ない、なんという自分勝手。

 

でも、自分自身を振り返るとそんなことばかりなんですよねー。自分が夢中になって何かをやっている時は相手に対して素っ気ない返事だったりLINEやメールもスルーだったり...。うーん、反省。

 

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②悩んだ時に背中を押してくれる存在

先ほどと書いたことが重複してしまいますが、カプローニのことです。上の文章に言葉が足らないですね。“悩んだ時に(都合よく)背中を押してくれる存在”ですね。

 

カプローニの名言

「飛行機は美しい夢だ。設計家は夢に形を与えるのだ。」

「まだ風は吹いているか、日本の少年よ。では生きねばならん」

 

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皆さんの周りにもカプローニみたいな存在の人がいるのではないでしょうか?また、カプローニみたいな存在が欲しくてたまらない人もいるのではないでしょうか?

 

でも、今思えば、カプローニのように自分の背中を押してくれる人だけではなくて、しっかりと自分を引き留めてくれるような存在も必要なんですよね。そういう存在も大切にしていますか?

 

③それを一番近くで支えてくれる良き理解者であり最愛の人

ジブリ史上最高のヒロインである菜穂子さん(当社調べ)。軽井沢で療養中に二郎から猛アプローチをされて婚約。結核が悪化して人里離れた病院へ入院するも二郎と一緒にいたいがために病院を抜け出し二郎の元へ。しかし、そんな容体で来た菜穂子がいるにも関わらず仕事に夢中で自分に構ってくれない二郎へ文句も言わず優しく微笑みながら見守っている姿勢は涙無くしては観れません。

 

こういう献身的なパートナーっていますよね。そして、その献身さに甘えて自分のことを優先しがちなのが僕みたいな人間です。うん、猛省しています。この映画は自分勝手さというものを痛いほど見せつけられます。

 

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④しかし、《最愛の人<自分のやりたいこと》

問題はここです。結核の菜穂子さんが人里離れた病院に入院したにも関わらずに見舞いにも行かない、そんな菜穂子さん自ら赴いて来たにも関わらず仕事で連日連夜遅くに家に帰る、そして結核の菜穂子さんがいるにも関わらずタバコを吸って家でも仕事を続ける、二郎は仕事に夢中になると周りが見えなくなるタイプですな(100歩譲って優しい言い方にしました)。

 

いやいや、普通だったら菜穂子さんをもっと大切にするでしょ!と言いたいところですが、皆さんも心当たり無いですか?大切な人をないがしろにした経験。これは書き方がぶっ飛んでいるだけで、もしかしたら気づかないうちに皆さんも大切な人を大切にしていないかもしれませんよ。少しばかり今までの自分を振り返ってみませんか?

 

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おまけ

 

ネットに乗っていた意見と僕の意見を交えながら書いてみますね。

「この映画は難しい。」

たしかに。この映画は本当に難しい、一回では消化しきれない、それは宮崎駿の思いがこの映画に凝縮されているから。


「戦争描写から避けている。」

いやいや。この映画は美しい飛行機を設計する二郎を描いているんですよ。作中にも飛行機を設計することは悪くないと描かれていますよ。だから、戦争描写をあれ以上書くことは無意味で滑稽ですよ。

「二郎が菜穂子さんへの態度が冷たすぎる。」

いやいや、二郎は飛行機にしか興味が無い今でいう理系オタクに近い人物です、それが菜穂子さんにだけは美しいという言葉を使ったんです。それに、二郎の冷たさというよりは菜穂子の愛する人を美しく健気で一途に想う気持ちを書いているのではないでしょうか。それに菜穂子さんのような人の存在への憧れを宮崎駿は描いたんだと思います。

 

ジブリというものは女性の描き方が美しすぎる。その中でも今回の菜穂子は本当に美しすぎる。僕は一番大好きなキャラになりました。それは前述にもあるように「憧れ」を描いた映画だから。完璧な女性を見事に描いてくれた宮崎駿に頭が上がりません。

純粋に夢を追いかけ続けたい。困った時には背中を押してくれる偉大な存在が欲しい。美しく良き理解者であり自分を愛し続けてくれるパートナーに巡り逢いたい。男のロマン描いた映画ですね。

 

しかし、これを求めすぎると大切な人を失うのであしからず。


映画『シン・ゴジラ』観に行ってきました!

 

今回は、映画ネタ。

シン・ゴジラ』観に行ってきました!

 

シン?真?新?信?神?

 

監督がエヴァシリーズで有名な庵野さんということで、エヴァシリーズ観たことないんですけど、どんな映画になるのかとても気になっていました。

 

ゴジラシリーズっていうのは、監督によってどこに力を入れるのかが変わってくるなあというのが何となく心の中にあったので、SFアニメを手がける庵野さんはどのような切り口でゴジラを描くのかがとても気になっていました。

 

ここからは観た感想になります。

ちょいちょいネタバレしちゃいます。

 

一言でいうと、「あっぱれ」な映画でした!

 

今回の作品は、今までのゴジラシリーズとは一線を画すというのがコンセプトにあるにも関わらず、細かい設定やゴジラシリーズの根底にあるメッセージを取り入れているんです。

 

例えば、ゴジラが登場しても“巨大不明生物”としか表現されないんですが、後々に“ゴジラ”と名付けられる経緯が初代ゴジラの設定と同じなんですよね。詳しく書くと映画見る楽しみが半減するので書きませんけど!

 

あと、1954年に発表された「ゴジラ」っていうのは人間による環境破壊によってゴジラが誕生した設定だったり、1984年以降のゴジラ作品では“水爆実験によって突然変異した生物”という設定でした。つまり、ゴジラが誕生した理由には人間の環境破壊等の影響があるというのを必ず取り込んでいる、いわばゴジラという怪獣を通した社会風刺映画ともいえるのが魅力的だと思います。

 

さて、では今回のシン・ゴジラは人々をどのように描いたのか?

 

・政府

核兵器

・復興

 

主にこの3つが大事なキーワードではないかと。

 

・政府

ゴジラが出現してからの政府の対応の遅いこと遅いこと。さすが日本人。上からの許可がないと何も出来ない。そして、肝心の上の者の判断が遅い。今回も3.11の時の菅直人首相を思い出すような何とも滑稽でお粗末な動き。そして、アメリカに好き勝手言われたい放題な感じも皮肉られていますなあ。

 

核兵器

ゴジラシリーズといえば、ゴジラの誕生の陰に水爆実験がいつしか定番になってきました。そして、今回はどのようにそれを取り込んでいるのかなあと思っていたら、ゴジラへの攻撃として“核兵器を使用する”という選択肢を入れてきました。うーん、これは深い。東京もとい日本で核兵器を使用する。そして、この選択肢を取らないために日本では主人公たちが奔走する、しかし、世界の国々はそんなのお構いなし、所詮は遠い極東の島国の出来事といわんばかりの態度、ここでも上手く風刺されていると思いました。そして、ここで広島の原爆についても少し触れるんですよ。石原さとみが演じた役が日系三世ということで祖母が広島で被爆したことを交えながら、自分も核兵器の使用を反対という立場を取ります。なるほど、今回のゴジラでの核問題はこういう風に絡めたのか、とただただ感心しました。

 

・復興

今回のシン・ゴジラでは、復興というところも今までのゴジラシリーズよりも描かれていた印象だったのでここに少し書きます。今までのゴジラシリーズっていうのは、ゴジラと人間の戦いの決着がラストで描かれてそのまま決着が着いたらエンディングでした。香港時代のジャッキーチェン主演のカンフー映画みたいにラスボス倒したら即エンディングみたいなあっさりとした印象でした。いや、正確にいうと今までもたしかに余韻を残すようなシーンをエンディング前に入れていました。しかし、今回のシン・ゴジラはその余韻までもが上手い風刺でした。ゴジラによって破壊されて都市機能を完全に失った東京をこれから復興していかなければならない、しかし、日本人は何度でも立ち上がったから大丈夫、また一つ乗り越えて成長した、etc、まるで3.11から復興した日本や日本人を“3.11=ゴジラ”に置き換えて伝えているのではないでしょうか?ゴジラ地震も天災ですからね。いつやってくるか分からないし(ゴジラは人類によって生まれた設定なので人災かも笑)

 

とまあ、色々と拙い文章で書きましたが、庵野監督すごいです。

 

この映画は本当に色々な人に見てほしいです。

 

そして、歴代シリーズも鑑賞して色々と語りたいですね。

 

ゴジラvs」シリーズも悪くはないですが、やっぱり個人的には初期ゴジラや今回のシン・ゴジラが好きですね。

 

シン・ゴジラ

シリーズ化するとは到底思えないので、劇場の迫力満点のスクリーンで是非!