B-BOYのBを定義してみな!
B-BOYイズム/Rhymester
先日、会社の面接でDJ経験のある面接官と日本のヒップホップについて熱く話してしまった僕です。
今回は、そこまで熱く話すことができるほどに熱中した世代、さんピン世代の中からこの一曲を紹介したいと思います。
ライムスター、キングオブステージの名前に恥じない”生きる伝説”。宇多丸、Mummy-D、DJ JIN、の3人からなる2MC1DJのグループです。
この曲は、日本語ラップへのアンチテーゼ、地下活動していた日本のヒップホップの熱気、様々なそれぞれの思いが込められている曲だと感じます。全国のB-BOYの背中を後押ししたようなそんなリリックに共感した人も多かったのではないでしょうか。わかる人だけに分かればいい、自分たちのやっていることやっている音楽に誇りを持っている、全国のB-BOYのために捧げる、そんな思いが伝わってきます。
PVでは、今では大ベテランと言われているあの人やこの人が後ろの外野として映っています。例えるならば、マンガのワンピースでGロジャーが処刑された時に、当時ルーキーだったシャンクスやクロコダイルにドフラミンゴなどの様々な大物があの場所にいた、それと同じようなものだと考えてください。間違いなく、さんピン世代を代表する一曲です。
さんピン世代については、複数回に分かれて記事を書きたいと思います。
世代別に大きく分けると、
さんピン世代
日本のヒップホップ内のジャンル確立期
ネットラップ台頭世代
コンクリートグリーン世代
スキルのインフレ化世代
それぞれの世代についても、いつか書きたいとは思います。
B-BOYのBを定義してみな
「決して譲れないぜこの美学
何者にも媚びず己を磨く」